「人間60年・ジュリー祭り」@東京ドーム

仕事を休んで、東京ドームで行われた
「人間60年・ジュリー祭り」に行ってきました。

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これは、一言で言って「日本芸能史上に残るコンサート」だと思います。
僕は、沢田研二、いやジュリーという不世出の歌手とともに
年を経てこられたことを、幸福だとつぶやく他はありません。
(僕とジュリーの年齢は一回り違いますけどね)

コンサートは午後3時から始まり、
休憩を挟んで午後9時40分過ぎまで続きました。
ジュリーが歌った曲は、80曲(!)。
その中にはタイガース時代の「銀河のロマンス」や「君だけに愛を」があり、
ソロになってからの名曲「君をのせて」や「追憶」があり、
大ヒットという言葉で片づけるには軽すぎるほどの傑作群である
「サムライ」「ダーリング」「TOKIO」その他諸々があり、
もちろんレコード大賞の「勝手にしやがれ」があるわけですね。
”昔のお嬢さん”がほとんどの客席も大変な盛り上がりで、
アリーナ席はジュリーが登場する前からいきなり総立ちでした。
僕は「お姉さん、最初からそんなにとばしたら、終わりまで持たないですよ」
と思って努めて冷静に見ていましたが、さすがに終盤に至って
「危険なふたり」が始まった時には、理性も何もかも吹っ飛び、
立ち上がって狂ったように手拍子しまくっておりました。
ジュリーの指導で「あなたに今夜はワインをふりかけ」をみんなで歌う、
という興奮も味わいましたが、
僕はこの一曲だけでのどががらがらになり、心臓がバクバクしました。
一方ジュリーは、一曲歌うたびに
「ありがと~。サンキュー~。ありがと~ね~」とにこやかに言い、
深々とお辞儀をして次の曲に取りかかる、ということを淡々と繰り返し、
80曲を歌いきりました。
なんだか歌うにつれて声が伸びてきているような気すらして、
とても人間業とは思えない凄みを僕たちに見せつけたのです。

かつて東京ドームでポール・マッカートニーのコンサートが行われた時に、
ビートルズ時代からウイングスの頃のヒット曲を次々と歌うポールの姿を見て、
日本でこのタイプのコンサートができるとすればジュリーだよな~、と思い、
いつかこういうコンサートを見たいな~、と思っていた夢が、
過剰な形でかなった一夜でした。
ジュリー自身は「また夢を見させてくれてありがとう」と言っていましたが、
素晴らしい夢を見させてもらったのは、僕らの方だと思います。
もしきょう東京ドームに行っていなければ一生後悔したに違いない、
と思わせる素晴らしいコンサートでした。

40分前に会場に着いたのに、パンフレットは既に売り切れていました。
ジュリーのファンのお姉様達、凄い入れ込みようですね~。
仕方ないから手ぬぐいを買ったのですが、
これは歌う曲目が全部書いてある優れものです。
まあしかし、3本で2000円はちょっと高いですけどね…。

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この記事へのコメント

ゆきおっち
2008年12月04日 03:58
おじゃまします
80曲ですか?
さすがプロ根性
ジュリーもなかなかやるもんですね
昭和歌謡の名曲ぞろいで
さぞ聴きごたえがあっただろうな
と思います
勝手にしやがれ
はシングルレコード持っていました
時の過ぎゆくままに
が好きでごく稀に歌いますなんだかノスタルジーを感じますね
2008年12月04日 10:08
ゆきおっちさん、おはようございます。
まさに「昭和歌謡の名曲揃い」なんですね。
「時の過ぎゆくままに」をはじめとする名曲を聴き、
阿久悠さんの偉大さもわかりましたが、
その他の曲にも久しぶりにどっぷりと触れて
阿久悠さんだけが偉大だった訳ではないことも
よくわかりました。
少なくとも70年代までは
街に歌謡曲があふれていて、
僕たちはその中で育っていたのだな~、と実感しました。
そのトップランナーがジュリーだったんですよね。

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